桐山歯科医院の入れ歯治療の
治療法と治療費について

桐山歯科医院では、「噛める」「痛くない」「美しい」を実現するために、健康保険適用の入れ歯以外にも3つの選択肢を準備しています。

保険の入れ歯と
自費の入れ歯の違い

3つの選択肢を説明する前に、健康保険適用の入れ歯と自費の入れ歯の違いについて、簡単にお話したいと思います。

簡単に言えば、

  • 保険適用の入れ歯は、規定の範囲内で「最低限の機能」を回復させる治療法
  • 自費の入れ歯は、1人1人のご希望に合わせることができるオーダーメイドの治療法

と言えます。

下記のページで「保険の入れ歯と自費の入れ歯の違い」をお話していますので、さらに詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

自費の入れ歯
3つの選択肢

桐山歯科医院では、患者さまの症状やご希望に合わせて、次の3つの選択肢を準備しております。

ゲルバーデンチャー

すべての歯を失ってしまった方向けの総入れ歯です。

「ゲルバーメソッド」と呼ばれる方法を使ってあごの関節の動きを分析し、それをもとに患者さん1人1人にピッタリ合った人工歯の配列やかみ合わせを実現する入れ歯です。あごの動きから理論的に設計することで、噛む力を最大限に引き出すことができる治療法です。

あごの関節の動きに合わせていくことから、どのような噛み方をしても安定する入れ歯をつくることができ、顎関節に負担をかけずに食べ物をかむことができます。また、患者さんの口にピッタリフィットするところまで責任をもって治療させていただくことが可能です。

ただし、極度に強い力をかけると割れたり欠けたりする可能性はあります。

治療期間はおおむね3ヶ月ぐらいで、12回ほど通院していただくことになりますが、ご希望によって通院回数を少なくすることも可能ですので、ご相談ください。

他の医院でさじを投げられた難しい症状の方、周りから総入れ歯とバレたくない方、タコの刺身やステーキなどのかたい食べ物を不自由なく食べたい方に向いた、最新のヨーロッパ式総入れ歯です。

※ゲルバーデンチャーの治療費(総入れ歯の上下どちらか)
一括払い:1,430,000円~2,200,000円
84回払い:20,700円~31,900円/月

パラレロコーヌス

クラスプ(バネ)を使わない、目立たない部分入れ歯です。

残っている歯に金属の土台を被せる内冠とその土台に適合する外冠を作成し、この内冠と外冠を維持装置として入れ歯を固定するものです。

この原理は、茶葉を入れる茶筒をイメージしてもらうと分かりやすいです。茶筒は本体を強く振っても蓋は外れませんが、ゆっくりとした力を加えると簡単に外れます。これと同じ原理を使って、内冠と外冠の摩擦力を利用して安定させる外れにくい入れ歯です。

ただし、一度摩擦力が弱まると、修理が困難になる可能性があります。

また、入れ歯と歯ぐきが接する部分(床:しょう)を小さく設計できるので違和感が少なく、噛むときにかかる力を土台にしている自分の歯に分散することができるのでかたいものも噛みやすい入れ歯です。

この入れ歯をつくるには、土台となるご自身の歯を削る必要があります。また、自分の歯に内冠を装着することになるので、その継ぎ目にはプラークがたまりやすくなり、内冠を装着している歯はむし歯のリスクが高まります。

治療の期間はおおむね6ヶ月、24回ほどの通院が必要になります。

入れ歯をしていることを、周囲の人に知られたくない方、タコの刺身やステーキなどのかたい食べ物だけでなく、お餅やガムなど粘着性のある食べ物も不自由なく食べたい方に向いた、部分入れ歯です。また、過去にコーヌスクローネで治療をしてうまくいかなかった方のご相談にも積極的に応じています。

※パラレロコーヌスの治療費
一括払い:1,430,000円~5,500,000円
84回払い:20,700円~79,800円/月
(残っている歯の本数によって治療費が変わります)

アタッチメント義歯

土台となる歯にアタッチメントと呼ばれる特殊な装置を組み込むことで、入れ歯を装着維持させる方法です。

「金属のバネがないので見た目が良く、また入れ歯の装着時に浮き上がりにくくなります。

ただし、歯にアタッチメントを組み込んだ部分にはプラークがたまりやすくなるため、毎日の歯みがきと歯科医院での定期健診をしっかり行っていかないとむし歯や歯周病になるリスクが高くなります。

治療の期間はおおむね6ヶ月、24回ほどの通院が必要になります。

入れ歯をしていることを、周囲の人に知られたくない方、タコの刺身やステーキなどのかたい食べ物を不自由なく食べたい方に向いた、部分入れ歯です。

※アタッチメント義歯の治療費(上下どちらか)
一括払い:1,650,000円~2,200,000円
84回払い:23,900円~31,900円/月

検査について

自費の入れ歯を選択する場合、治療が可能かどうかの精密検査を行います。

検査費用:110,000円

なお、検査後に自費の入れ歯をご契約いただいた場合には、検査費用を治療費より差し引かせていただきます。